会長挨拶

2023年度、新たにカンボジア日本人商工会会長を務めさせて頂く水越です。
新年度はカンボジアの誇る世界遺産の地、シェムリアップよりスタートとなりました。

まずは、3年間当商工会を率いてくださった神田様に感謝を意を表したいと思います。
ありがとうございました。

私自身は、2010年4月カンボジアのお正月にプノンペンに降り立ち、それ以来約13年間カンボジアの地で仕事をしてきました。現在、フォーバルカンボジア社と機械警備サービスESS社の代表を務めます。
コロナ禍に見まわれた2020年度より労務委員会の委員長として役員の一員に加えて頂き、3年間労務委員会委員長・副会長・渉外として、それまでの個別民間企業の責任者としての仕事とは違う視点で商工会の仕事を経験させてもらいました。


商工会としても、かつ個別企業としても、最も重要なテーマは、
「新しい事を生み出す事」とそれを「受け継ぐ事」
だと考えています。

よって、2023年度の活動ポイントは、前年度と大きく変更する予定はなく、むしろいままで作り上げてきたカンボジアの官民との連携、日本大使館・JICA・JETROとの官民連携、を維持かつさらに強化する事をポイントにおきます。
さらに、コロナによる活動制限の緩和、かつ経済の活性化に向けて様々な活動が再起動される機会を活用して、より対人・対面によるコミュニケーションの機会を増やし、会員の皆様に付加価値の向上をお届けできるようします。
日本とカンボジアの外交関係樹立70周年の各種行事は、まさに日本とカンボジアのパートナーシップを「受け継ぐ」節目ですので、会員企業の皆さんと参加できる機会広げたいと思います。
もうひとつ、商工会運営上の重要なポイントして、こうした活動をさらに次の世代への「引継ぐ」事を意識した運営を目指します。

会員企業の皆様の現場の声、商工会活動への参加がその成功の鍵となりますので、ぜひ積極的なご参加・ご意見をよろしくお願いします。

2023年度会長 水越健晴